ケンコームJapan

2018/05/09 配信 vol.64

手ごろな価格の迅速なDNAシーケンシングは、世界的に医療とヘルスケアの革命を引き起こしている

手頃な価格の急速なDNAシーケンシングは、世界的に医療とヘルスケアの革命を引き起こしています。報告書によれば、ゲノミクスはすでに健康実践と成果の著しいパラダイムシフトを推進しているとのこと。 更に報告書内では、実用的な生物医学的応用が、特に米国における何百もの新規企業の形成を刺激していることが示されています。
【参照元 ScienceDaily ※原文は英語です】

簡単な食事の変化で骨関節炎の症状が緩和される

新しい研究では1日1グラムの魚油が骨関節炎の患者の痛みを軽減するのに役立つかもしれないと発表している。 研究者らは、この分野における過去の研究68件を分析して、魚油の低用量補助剤(標準的な1.5カプセル)が変形性関節症の患者の疼痛を軽減し、 心臓血管の健康状態を改善する可能性があることを発見しました。魚油の必須脂肪酸は関節の炎症を軽減し、痛みを和らげるとのこと。 太りすぎや肥満の患者の体重減少や​​、運動性に合わせた運動の導入が、変形性関節症の症状を緩和するのに役立つことも発見されており、 肥満は関節の負担を増加させるだけでなく、体内の低悪性度の全身性炎症を引き起こし、状態をさらに悪化させる可能性があると述べられています。
【参照元 EurekAlert! ※原文は英語です】

年齢、婚姻状態、BMIおよび睡眠の量が認知症のリスクに影響を与えますか?

ボストン大学医学部(BUSM)の研究者らは、Framingham Heart Study(FHS)のデータを分析、認知症のリスク増加と関連する新たなリスク要因の組み合わせを特定しました。 この研究は、認知症のリスク増加と関連する新しい因子の組み合わせを同定するための機械学習アプローチの第一歩であり、修正可能なリスク要因に焦点を当て、改善し、認知症を予防する可能性を可能にする」と説明されています。 研究者らは、FHSからのデータを使用して、1979年から1983年までに収集された人口統計学および生活習慣データを調査し、その後認知症と診断された人を調査しています。
【参照元 ScienceDaily ※原文は英語です】

健康寿命延伸の為のマーナ検査のご案内

遺伝子関連の検査を導入されているクリニックが増加しています。 「マーナ検査」は、その中でも早期発見ではなく、予防・予測を目的として、現在の「遺伝子のはたらき」を解析する検査です。
■長寿遺伝子検査
抗酸化、抗ストレスなどの効果があるとされ、老化(細胞レベル)を抑制するといわれている長寿遺伝子が現在どれくらい活性しているかを確認する検査。 ※アンチエイジング療法の効果確認で利用されています。
■がん関連遺伝子検査
男性8部位 女性11部位のがんに関連する遺伝子のはたらきを調べる検査。 がんを発生させやすい環境があるからリスクが高いという結果から、より効率の良い予防療法の導入や、生活習慣の改善指導をサポートします。
※禁煙したら肺がんのリスクが下がった!生活習慣改善のきっかけとして
■クリニックでの検査方法
2.5ccの採血のみ。結果は3~4週でクリニックにお届け致します。
お問い合わせ

マーナ検査の採血提携クリニックを募集

現在多くの先生方に導入して戴いているマーナ検査。
少しでも実施できる地域を拡大し、皆様の健康に寄与できるように 採血だけを行って戴けるクリニックを募集させて戴きます。
■目的
各都道府県の市町村においてどこでもマーナ検査(mRNA発現解析)が受けられるように 実施体制を整えることを目的としています。
■検査方法
血液2.5ccを採取して頂きます。(専用の採血管を事前にご用意します。)
ご検討戴ける先生がおられましたら、下記のフォームに続けてご入力を戴ければ幸いです。 送信後、資料をメールもしくは郵送にてお送りさせて戴きます。
送信フォーム


ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで




マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。