ケンコームJapan

2017/05/19 配信 vol.36

在宅遺伝子検査を受ける前に知っておくべき5つのこと

日本でも広がり続けている遺伝子検査(DNA検査)。
基本的にインターネットで注文し、自宅で唾液を採取し、キットを返送するのが一般的な流れです。これは諸外国でも基本的には同じです。 NIHによると現在アメリカでは500を超える様々な研究所が存在し、その検査内容は2,000以上存在するとのこと。この検査を受ける前に知っておくべきことは?
1,自身にとって正しい検査であるか?
2,何のためにテストされているか?
3,テストから自身の将来を予測できるのか?
4,誰が自身の検査結果を見るのか?
5,結果が出たら、自身は何をするのか?
【参照元 NBCNEWS ※原文は英語です】

DNA検査とmRNA検査の違い

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。
一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。
弊社でサービスを行っている「がん関連遺伝子検査」と「長寿遺伝子検査」。
この2つのmRNA発現解析検査(マーナ検査)は、最先端ヒトゲノムテクノロジーを応用し、 現在の遺伝子の働きを明らかにする検査です。
特に「長寿遺伝子検査」は弊社独自のシステムで数値化を実現し、これまでに体感でしか効果がわからなかったものを数字で確認できるようになりました。
【医療機関への導入については お問い合わせからご連絡ください 】

「太ってても健康」は都市伝説=英研究

英バーミンガム大学の研究チームにより、ポルトガルで開かれている欧州肥満学会議で発表されたとのこと。
まだ論文掲載はされていないようですが、これまでの常識を覆す内容として注目を集めています。
【参照元 BBC


日本人は糖尿病になりやすい?肥満の指標「BMI値」が「適正」でも危険!

各疾病の第一フェーズと考える先生方も多い糖尿病。実は糖尿病のリスク因子には顕著な人種差があるとのこと。 日本人は一般体重をわずかにオーバーしただけでもインスリン感受性が低下し、2型糖尿病発症のリスクが上昇するという報告もあります。
【参照元 Bussiness Journal

メタボが問題なのに「日本人が栄養不足」の謎

健診の時期になると何かと話題になるメタボ。栄養不足の観点では、和食がユネスコ無形文化遺産に登録されましたが、伝統的な和食自体は全く健康的ではない。のも先生方はご存知かと思います。
昔の人は長生きしている訳ではなく、むしろ伝統的な和食によって「ビタミン欠乏」の状態になっており、戦後、欧米食が伝統的な和食と融合したことが、栄養から見た今の日本人の長寿命の理由であり、 伝統的な和食がユネスコ無形文化遺産に登録されたのは、その“精神”であり、多くの人が勘違いしているのではないでしょうか。
【参照元 毎日新聞 医療プレミア

ニュースおよびマーナ検査のお問い合わせは info@kenkome-jp.com 【ケンコームJapan】まで




マーナ検査(mRNA発現解析検査)のご案内

DNA遺伝子検査とマーナ検査の違い

マーナ検査(mRNA発現解析検査)は、遺伝的体質を解析するDNA検査とは異なります。

DNA遺伝子検査 マーナ検査
解析するもの 両親から受け継いだ遺伝子の配列 現在の遺伝子のはたらき
検査目的 体質判断 生活習慣に起因する現在の状態
わかるリスク 先天的リスク 後天的リスク
結果 不変 改善により変化する

マーナ検査の利点

■解析結果が変化するため、倫理的な問題にとらわれない

DNA検査は、「生活習慣や治療では変えることのできない体質」を調べるものです。一方、RNA検査は、遺伝的な影響を多少含むものの、その「時々で変化する体調」を調べる臨床検査の一種と考えられています。

■継続して検査することで、あらゆる生活習慣の効果の確認が可能

継続して検査することで、現在の生活習慣だけでなく、摂取しているサプリメントや、実施している治療法がどれだけ自分に効果があるか、つまり個人差に関係なく効果・効能を確認し、日々の生活に生かすことが可能です。

■DNA検査によって選んだ生活習慣やサプリメントの効果も確認できる

DNA検査によって選択した生活習慣や治療法が本当に効果があるかどうかも発現解析によって確認することが可能です。